一里塚弁財天のご紹介
2024年10月1日 カテゴリー:
2024年10月1日 カテゴリー:
2024年10月1日 カテゴリー:講座
9月22日(日)、まちづくりの館の取り組みの一つとして、歴史・文化・まちなみ講座を開催し、岸和田市立産業高等学校(産高)の歴史を学びました。
産高は、明治40年に創立し、100年を超える歴史と伝統がある学校です。毎年、芸術や工業、経済や経営分野をはじめ、語学、栄養、看護医療、幼児教育など様々な分野に就職や進学をする生徒を卒業させ、地域産業とまちづくりに大きく貢献しています。
講座では、産高の沿革や元校長で元市長の米澤米太郎氏の功績のほか、学校の商品開発部クラブが開発したサ・レモンカリーについても学びました。
学校の生徒が努力して開発した商品を知る機会として、ザ・レモンカリーの試食も行いましたが、講座に参加した子供たちにも大好評でした。
まちづくりの館では、産高の歴史文化の紹介POPの掲示とともに、実際にザ・レモンカリーを販売していますので、お立ち寄り際はぜひお買い求めください!
2024年08月11日 カテゴリー:講座
平成23年に岸和田市本町の堺阪南線西側歩道に設置された灯籠をご存じでしょうか。
全部で12基あり、日が暮れると風情ある照明が灯り、歩道を照らしてくれています。
そんな灯籠をステンドグラス風飾りを使ってアレンジしようという企画で、8月10日の夏休みに小学生対象の工作会を開催し、保護者の方々にもご協力いただき、一緒に作品の制作と取り付けを行いました。
工作会では、最初にステンドグラス作成手順の動画を子どもたちに観てもらい、そこから実際に作成していきました。
次に岸和田城や岸和田市の市花であるバラ、アゲハチョウなど、好きな柄の型紙を子どもたちに選んでもらい、カッターナイフで切り抜くのですが、繊細な作業で、大人でも苦戦しました。
切り抜いた部分にカラフルなフィルムを貼り、最後はラミネート加工をして完成です。
日本におけるステンドグラスの歴史はご存じでしょうか。
初めて日本にステンドグラスが取り入れられたのは19世紀、明治の文明開化の頃だと言われています。 西洋の技術を次々と取り入れた明治時代では、ステンドグラスも輸入品ではなく、日本人の手で作ろうとする動きが現れました。明治19年、ベックマン貸費生としてステンドグラス・エッチングの分野でドイツへ留学していた宇野澤辰雄さん(代表作 国会議事堂のステンドグラス)が4年後に帰国。その際、11種類のキャセドラルグラス・鉛線挽き機・工具などを持ち帰り、ドイツ式のステンドグラスを制作したのが始まりです。
今日まで、ステンドグラスは光を取り入れるための単なる窓としてだけではなく、光を楽しむ心のゆとりとして愛され続け、様々なデザインのステンドグラスが生まれました。
まだ12基すべてに取付は完了してませんが、堺阪南線(旧26号線)を通る際には、子どもたちが作ったステンドグラス風飾りをぜひご覧ください。
2024年08月5日 カテゴリー:展示
言わずと知れた城下町「岸和田」。岸和田城の近くには、人々が紬いできた歴史や文化を感じることができる、歴史的町割りや建築物などの遺構が多く残る歴史ロマンあふれる「紀州街道」があります。
そのような岸和田も、戦国時代に台頭した「火縄銃」と縁があることをご存じでしょうか?
まちづくりの館では、歴史・文化資料収集展示企画として、火縄銃にまつわるパネルの展示を始めました。火縄銃が日本へ伝来した経緯や岸和田と鉄砲の関係、火縄銃の構造を開設するパネルのほか、原寸大の火縄銃パネルも展示しています。
ぜひ館にお越しいただき、火縄銃が日本へ渡来した詳しい経緯や岸和田との関係性を知っていただき、当時の岸和田に思いを馳せてみてください。
原寸大の火縄銃パネル。約1.3mあり、相当な大きさです。重さは約3kgで、大きい割りには軽く、比較的扱いやすい銃だったといわれています。
日本伝来の経緯や国内での伝搬、岸和田との関係性などについて記載しています。
火縄銃を複製したこどが日本でのねじの技術の始まりであることや、岸和田にも火縄銃に縁のある場所として「鐵炮町」や「鍛冶屋町」があったことがわかります。
館内にある岸和田城周辺の昔の絵図にも上記地名が載っていますので、合わせてご覧ください。
11月下旬頃まで展示しています。
2024年08月4日 カテゴリー:講座
8月3日(土)、まちづくりの館の取り組みの一つ、歴史・文化・まちなみ講座を開催しました。本町出身の建築家、吉野五十壱(よしのいそかず)さんを講師に迎え、「まちなみ」をテーマに、「伝統的建物の考え方の基本~家寿命と人寿命、最低100年(四代)~」と題して、住まいに対する考え方の今と昔の違いや歴史的まちなみの構成など、歴史的背景を踏まえてわかりやすく解説いただきました。
講座は、全5回で参加費は無料です。
吉野さんからは大変興味深いお話を聞くことができますので、第2回以降の講座も是非ご参加ください。(連続講座ですがご興味のある回だけの参加も可です。)
※第2回以降の開催日時は未定です。
決まり次第、こちらのホームページで案内させていただきます。
<講師プロフィール>
吉野五十壱さん(日本建築協会会員、アーキテクト五一 吉野設計代表)
昭和23年、岸和田本町生まれ。10歳の時に東京タワー世界一の記事を見て建築家を目指す。当時最年少(24歳)で一級建築士合格。その後27歳で欧州に遊学し、32歳で建築設計事務所開設。大阪まちなみ賞や岸和田市都市景観賞、全国漆喰作品賞など数多く受賞。一級建築施工管理技士やインテリアプランナー、ヘリテージマネージャーなど多数の資格を取得。
2024年06月27日 カテゴリー:講座
令和5年12月にまちづくりの館で開催されました歴史的建築物・古民家保全セミナー「古民家を知り、活かし楽しみ次世代につなぐ」の動画がYouTubeで公開されました。
歴史的まちなみや建築物などの保全をテーマに、毎年、市が開催している講演会です。ぜひご覧ください。
その1「古民家を知り、活かし楽しみ次世代につなぐ」
その2「古民家を知り、活かし楽しみ次世代につなぐ」
その3「古民家を知り、活かし楽しみ次世代につなぐ」
古民家は、伝統的な軸組工法による木造建築であり、耐久性に優れています。住宅設備の機能面で現代住宅に劣るところもありますが、家で過ごす時間の流れを楽しむことができ、「ゆったりと心地よく過ごせる」ことが最大の魅力です。
最近は古民家の良さが見直され、保存や活用のほか、移築や再生などの取り組みも行われています。
その一方で、所有者の代替わりなどで古民家の良さを残していくための維持管理の方法が引き継がれていないといった課題もあります。
今回の講演では、古民家再生の取り組みの中で講師が見た「古民家の魅力」や「古民家を長持ちさせる維持管理」などについてお話いただきました。また、古民家をリノベーションしてこられた事例についてもお話いただきました。
古民家の価値と活かし方を知り、後世に残していくことを一緒に考えませんか。
今では希少な手刻み(伝統技術を継承した職人が手作業で木材を加工して家の骨組みを造る技術)での家づくりにこだわりを持った工務店を経営。
古民家鑑定士1級、古材鑑定士、古民家床下診断士、空き家課題トータルコンサルタント。
2024年06月20日 カテゴリー:展示
令和5年の大阪の梅雨入りは5月29日と平年より早く、令和6年の今年はまだ梅雨入りしておりません。
ですが、そろそろ梅雨入りしそうということで、梅雨のどんよりした天気はこれから多くなりそうです。
そんな梅雨入り目前のまちづくりの館に、今年もやってきました!!
雨でジメジメして沈みがちな気持ちを晴れやかにするため、梅雨の時期にぴったりで色鮮やかなてるてる坊主たちが来てくれました!
館内168体と館外97体を合わせ、総勢265体です!
てるてる坊主は、翌日の晴天を願い、白い布や紙で作った人形を軒先に吊るす日本の風習の一つですが、「てるてる法師」「てれてれ坊主」「てれれ坊主」「日和坊主」など、呼び方は地域によって様々です。
中国で伝説上の女性「掃晴娘(そうせいじょう)」を象った人形を吊るして晴天を願う風習がありますが、これが平安時代に日本に伝わり、日本風にアレンジされたことがはじまりといわれています。
中国では、自らを犠牲に人々を助けた掃晴娘を偲び、「掃晴娘が手に持ったほうきが雨雲を履いて消してくれるため、雨が続くと掃晴娘を象った人形を門に吊るして晴れを祈る」といった風習ですが、日本では特別な力を持つと考えられている坊主に変化したと考えられています。てるてる坊主を逆さに吊るしたり、黒い布や紙で作ったものを吊るすと、「ふれふれ坊主」と呼ばれる雨を願う人形となってしまい、逆効果であるとの言い伝えもあります。
館内、館外の様々なところにてるてる坊主が!!それぞれ違ったお顔をしてるので、ぜひお気に入りの一体をみつけてみてください。
7月中旬頃までの、期間限定の展示です。この期間は岸和田の中で大注目の映えスポットなので、この機会にぜひ、お立ち寄りください!!
2024年06月13日 カテゴリー:ギャラリーホール
2024年04月24日 カテゴリー:ギャラリーホール
まちづくりの館では、岸和田市立産業高等学校(産高)の「商品開発クラブ」が開発した『高校生が贈る ザ・レモンカリー』を販売することになりました。『高校生が贈る ザ・レモンカリー』は、「いつも忙しいなか、ご飯を作ってくれてありがとう。」という産高生の親に対する思いを込めて商品化されたレトルトカレーです。爽やかなレモンの酸味とほどよい辛さ(中辛)が好評です。
産高の商品開発部が作った『高校生が贈る ザ・レモンカリー』
産高は、明治40年(1907年)に創立され、100年を超える歴史があり、泉州の地域産業やまちづくりに貢献する人材を多く輩出してきました。その産高の部活動として「商品開発クラブ」が2016年にスタートし、地域の活性化のために、泉州の特産物や農産物を用いた商品の開発を行っています。
商品開発クラブはこれまで、「商業高校フードグランプリ2019」で審査員特別賞を受賞した万能みそだれ「みそこんぶもん」をはじめ、泉ダコを使った商品などを開発してきました。
最新作である『高校生が贈る ザ・レモンカリー』は、「高校生が親のことを考えて作ったカレー」をコンセプトに、地元の規格外レモンの果汁を使用し、SDGs(持続可能な開発目標)に貢献しながら、親への感謝の気持ちを伝えています。
大阪産(おおさかもん)として認定
府内で栽培・生産される農産物、畜産物、水産物などを原材料に使用した特色ある加工品は、大阪産(おおさかもん)として府知事から認定を受けることができますが、この『高校生が贈る ザ・レモンカリー』もその認定を受けています。
まちづくりの館では、産高の「商品開発クラブ」の活動に賛同し、最新作である『高校生が贈る ザ・レモンカリー』の販売を始めました。紀州街道のまちなみを散策しつつ、産高生が作ったレモンカリーを見つけませんか?
『高校生が贈る ザ・レモンカリー』は、まちづくりの館の向かいにある「いろは薬局本町店」でもお求めいただけます。
2024年04月23日 カテゴリー:展示
今年も「まちづくりの館」のヒラドツツジ(平戸ツツジ)が咲き始めました。
ヒラドツツジは、桜の見頃が終わって、通常4月に花が咲き始め、5月上旬頃までに見頃を迎えます。
皆さん、どうぞお立ち寄りください。
「まちづくりの館」の正面玄関左側に、中庭に続く回廊があります。
その回廊を抜けると、野点(のだて)を想わせるしつらえがあり、落ち着いた空間がそこにあります。
ウォーキングや散歩の途中で、しばし、ヒラドツツジを愛でるのはいかがですか。