一里塚弁財天のご紹介
2025年07月7日 カテゴリー:
2025年07月7日 カテゴリー:
2025年06月25日 カテゴリー:展示
昨年、令和6年の大阪の梅雨入りは6月17日ごろと平年より遅めで、雨量は120%と多かったそうです。今年は6月9日が梅雨入りとなっています。天気予報では梅雨明けは早まりそうですが、雨が多い短期集中型との予報が、、、大雨には十分お気を付けください。
梅雨になると毎年やってくる坊主たち。まちづくりの館に、今年もやってきました!!
雨でジメジメして沈みがちな気持ちを晴れやかにするため、梅雨の時期にぴったりで色鮮やかなてるてる坊主たちです☆
館内171体と館外96体を合わせ、総勢267体です!
てるてる坊主は、翌日の晴天を願い、白い布や紙で作った人形を軒先に吊るす日本の風習の一つですが、「てるてる法師」「照々法師」「てれれ坊主」「日和坊主」など、昔は地域によって呼び方は様々だったそうです。西日本では「日和坊」や「日和坊主」と呼ばれ、白い坊主頭の人形を作っていたが,逆に雨乞いのときは,黒い坊主頭にしたそうです。また、鳥山石燕の妖怪画集『今昔画図続百鬼』には、晴れを司る妖怪として「日和坊」が描かれています。
中国で伝説上の女性「掃晴娘(そうせいじょう)」を象った人形を吊るして晴天を願う風習がありますが、これが平安時代に日本に伝わり、日本風にアレンジされたことがはじまりといわれています。
中国では、自らを犠牲に人々を助けた掃晴娘を偲び、「掃晴娘が手に持ったほうきが雨雲を履いて消してくれるため、雨が続くと掃晴娘を象った人形を門に吊るして晴れを祈る」といった風習ですが、日本では特別な力を持つと考えられている坊主に変化したと考えられています。てるてる坊主を逆さに吊るしたり、黒い布や紙で作ったものを吊るすと、「ふれふれ坊主」と呼ばれる雨を願う人形となってしまい、逆効果であるとの言い伝えもあります。
館内、館外の様々なところにてるてる坊主が!!それぞれ違ったお顔をしてるので、ぜひお気に入りの一体をみつけてみてください。
7月中旬頃までの、期間限定の展示です。この期間は岸和田の中で大注目の映えスポットなので、この機会にぜひ、お立ち寄りください!!
2025年05月18日 カテゴリー:講座
5月17日(日)、まちづくりの館の取り組みの一つ、歴史・文化・まちなみ講座の第4回を開催しました。
本町出身の建築家、吉野五十壱(よしのいそかず)さんを講師に迎え、「各種構造」をテーマに、1981年6月以前の耐震基準とそれ以降の新耐震基準の違いなど、少し難しいお話でしたが、ご自身の経験も含め、わかりやすく解説いただきました。
今回のお話は、1981年6月以降、鉄筋コンクリート造に関しては鉄筋の量が増えるなど基準が大きく変わったが、実は木造や鉄骨造についてはそれほど大きな変化はなかったことなどが主なポイントでした。
他にも、非常に興味深いお話もたくさんしていただきました。
講座は、全5回で、参加費は無料です。
吉野さんからは大変興味深いお話を聞くことができますので、まちづくりや建築にご興味のある方は、最後の会になりますが、第5回にぜひお越しください。(連続講座ですがご興味のある回だけの参加も可です。)
※第5回の開催日時は未定ですので、決まり次第、こちらのホームページで案内させていただきます。
<講師プロフィール>
吉野五十壱さん(日本建築協会会員、アーキテクト五一 吉野設計代表)
昭和23年、岸和田本町生まれ。10歳の時に東京タワー世界一の記事を見て建築家を目指す。当時最年少(24歳)で一級建築士合格。その後27歳で欧州に遊学し、32歳で建築設計事務所開設。大阪まちなみ賞や岸和田市都市景観賞、全国漆喰作品賞など数多く受賞。一級建築施工管理技士やインテリアプランナー、ヘリテージマネージャーなど多数の資格を取得。
2025年05月8日 カテゴリー:講座
5月17日(土)、まちづくりの館の取り組みの一つ、歴史・文化・まちなみ講座の第4回を開催します。
全5回からなる歴史・文化・まちなみ講座の第4回「各種構造」と題して、今回は、1981年以前と以後の耐震基準の違いや注意が必要なブロック塀、建物の各種構造体についてなどを解説いただきます。
※第3回の様子です。
吉野さんからは毎回大変興味深いお話を聞くことができます。無料ですのでお気軽ご参加ください。(連続講座ですがご興味のある回だけの参加も可です。)
<講師プロフィール>
吉野五十壱さん(日本建築協会会員、アーキテクト五一 吉野設計代表)
昭和23年、岸和田本町生まれ。10歳の時に東京タワー世界一の記事を見て建築家を目指す。当時最年少(24歳)で一級建築士合格。その後27歳で欧州に遊学し、32歳で建築設計事務所開設。大阪まちなみ賞や岸和田市都市景観賞、全国漆喰作品賞など数多く受賞。一級建築施工管理技士やインテリアプランナー、ヘリテージマネージャーなど多数の資格を取得。
2025年05月7日 カテゴリー:講座
5月17日(土)、一般社団法人全国古民家再生協会大阪第二支部共催の、大沢町の古民家を活用して伝統的構法に適した耐震診断のデモンストレーションの見学会・勉強会が行われます。
講師は、令和5年度に市の都市計画課主催「歴史的建築物保全セミナー」で講演をされた同協会第二支部長の中原啓尊さんが務められます。
耐震診断デモは、令和4年度の市の同セミナーで、本町の古民家でも耐震診断デモをされた伝統耐震診断士の橙政一さん(同協会第一支部所属)がされます。
耐震診断とは、昭和56年5月以前の旧耐震基準で設計された建物の耐震性能を、現行の耐震基準(昭和56年6月施行の新耐震基準)で測ることですが、旧耐震基準(建築基準法)が施行された昭和25年5月より前に建てられた古民家は、現代の家と異なる構法で建てられており、地震に耐える方法が違うため、現行の耐震基準で測ることは適切と言えません。
このような建物を現代の一般的な耐震診断で測ると、耐震性能が極めて低い判定が出ることもありますが、全ての古民家が地震に弱いということではなく、伝統構法に適した耐震診断で十分に耐震性を保有していることが分かるケースも多くあります。
今回のワークショップでは、耐震診断のデモンストレーションを通じて古民家ならではの構造や耐震工事の方法、古民家の裏側などを見ることができる貴重な機会です。
古民家の耐震や利活用、DIYにご興味のある方は参加されてみてはいかがでしょうか?
一社)全国古民家再生協会大阪第二支部
「古民家活用実践ワークショップ」
https://www.g-cpc.org/topics/12334.html
都市計画課主催まちづくり講演会(令和4年度)
https://www.city.kishiwada.lg.jp/page/44-r04machiyasemi-douga.html
都市計画課主催まちづくり講演会(令和5年度)
https://www.city.kishiwada.lg.jp/page/44-r05machiyasemi-douga.html
2025年04月28日 カテゴリー:講座
澤田平先生にお越しいただき、岸和田で作られた火縄銃や忍者が使用していた道具など、実物を使ってご講演をしていただきました。当日は満席の25名の方にご来場いただき、関心の高さが感じられました。
鉄砲といえば堺が有名ですが、岸和田にも鐵炮町や鍛冶屋町があったことが昔の絵図をみるとわかりますが、岸和田藩作製の鉄砲は堺の鉄砲技術に引けを取らない、むしろ、より精巧に作られていたことや岸和田には忍者がいたという大変興味深いお話を聞かせていただきました。
岸和田藩で作られた銃の実物は、15年前の2010年に、初めて確認されたそうで、澤田先生が調べると、その製作者である佐藤義定は、粗悪な改造銃を作ったとして処刑されたと記録にあったそうです。
義定作の火縄銃の精巧さを知る澤田先生は、義定は、藩の指示通りに火縄銃を西洋式銃に改造したが、それを粗悪品だと藩士らに誤解されたのではないかとみており、義定の名誉回復を訴えておられました。
さらに、火縄銃を実際に打つ手順なども実演していただきました。
他にも、岸和田にも甲賀忍者がいたということで、実際の忍者の道具を使って実演してくれました。
さすが忍者の道具で、杖に見せた槍や短刀に見せた鉄砲であったり、たばこ入れや指輪に見せた殺傷能力の高い道具だったりと、一見しただけではそれがどういうものなのかはわからないものばかりでした。
最後は、澤田先生のコレクションを間近で見させていただきました。来場された方々も興味津々に見学されていました。
2025年04月22日 カテゴリー:展示
5月5日は「端午の節句」です。別名「菖蒲の節句」とも言われています。
男の子のいるご家庭では、鎧や兜、それらを備えた五月人形が飾られます。また、鯉のぼりなども有名です。
鎧や兜は武具であり、身を守るためのもので、これらを飾ることで、病気や事故など災いから身を守り、丈夫に勇敢に成長してほしいという願いがこめられています。
鯉のぼりには、生きていく上で遭遇する困難に、鯉のように突破し、出世してほしいという願いがこめられています。
「菖蒲の節句」とも呼ばれますが、菖蒲の香りが邪気を払うと考えられており、菖蒲湯に入ったり、軒先に飾ったりする風習がありました。
まちづくりの館では甲冑(レプリカ)と陣羽織を本日展示しました。
兜には、後退はせず、前にしか進まないことから「勝ち虫」として武将に好まれてきた「トンボ」がついています。武具のデザインにトンボが良くモチーフとして用いられていますが、こういった理由があったんです。
甲冑は真田幸村(真田信繁)を彷彿とさせる「赤備え」の様式です。
陣羽織は、戦国時代に登場したと言われ、戦場において武将が鎧の上から羽織りました。防寒という実用面だけでなく、武将の威厳を示す装飾品でもありました。この陣羽織の絵柄は「龍」をデザインしたものです。
甲冑と陣羽織は、貝塚市の岸田一雄さんと大島健さんが全て手作りで製作したものです。かなり精巧に作られています。
お近くにこられた際はぜひお立ち寄りください。
2025年04月17日 カテゴリー:講座
テレビ番組「開運!なんでも鑑定団」の鑑定士として出演している 澤田平 先生による講演です。
開催日 :4月27日(日)
開催時間:午後2時~3時(開場:午後1時30分)
開催場所:まちづくりの館
<内容>
■ 岸和田で制作された鉄砲と歴史的大事件とは?
■ 岸和田は忍者のまちだった!?
など、、、
澤田先生の鉄砲コレクションの展示も行います。
実物を見ることができますので、火縄銃の仕組みや種類、岸和田藩の製作した火縄銃の精密さなどを確認していただけます。
令和元年に講演していただいた時の様子です。
前回は、会場一杯の方にご来場いただいた大変人気の講演となりました。
<講師プロフィール>
1935年大阪市生まれ。堺鉄砲研究会主宰、岸和田鉄砲隊顧問、開運!なんでも鑑定団鑑定士
澤田先生は、愛知・三河の砲術師の末裔として長年古式砲術と古式銃の研究に取り組まれており、その一方、昭和・平成唯一の和時計の制作・復元者としても活躍。
2025年04月16日 カテゴリー:講座
築150年を超える古民家を改修した時富は、当時の梁や柱をそのまま残してリノベーションされており、歴史的な趣を感じることができるレンタルスペースです。
その時富の風情にマッチするイベントとして、中国茶歴20年の中国茶師「香結」さんが中国茶会を開かれ、中国茶や台湾茶の魅力や美味しい入れ方、中国茶の楽しみ方などについて説明されました。
香結さんから、日本茶と異なり中国茶は作法にこだわらず純粋にお茶の美味しさを味わえることや、茶葉は農薬を使わずに育てられ安全であることなどの解説があり、参加された方は興味深く話を聞かれ、中国茶に合うお茶菓子と一緒にお茶を楽しまれていました。
香結さんのお茶教室は、岸和田市や近隣市町の古民家などで定期的に開催されています。中国茶を身近に感じ、おいしく味わうことが出来る中国茶教室にご興味のある方は、是非参加されてみてはいかがでしょうか?
・中国茶や台湾茶の普及に努める茶師として活動
・中国茶歴20年(&流木茶則作家)
・香りでご縁を結んでいけたらという思いを込めて「香結」という名前で活動
・日本では、形式や作法にこだわりすぎてお茶本来の味を楽しめないが、中国茶・台湾茶 は、お茶を美味しく飲むための入れ方にこだわり、作法等にあまりこだわりがない、といった違いがあり、お茶を美味しく嗜んで欲しいという思いから中国茶師になった。
・出張中国茶教室も実施しており、ホームパーティ、おもてなし、イベント・セミナー、会社の福利厚生や講座などで利用してはどうでしょうか。
「時富-トキトヨ-」は、本町紀州街道沿いにあり、登録文化財に指定された吉野家住宅主屋に隣接する、築150年の古民家をリノベーションしています。
古民家の雰囲気をしっかりと残し、誰もがゆったりとした時を感じられる空間として生まれ変わっています。
キッチンもあるので、ちょっとしたお茶会などでも利用可能です。
2025年02月17日 カテゴリー:講座
2月16日(日)、まちづくりの館の取り組みの一つ、歴史・文化・まちなみ講座の第3回を開催しました。
本町出身の建築家、吉野五十壱(よしのいそかず)さんを講師に迎え、「地震」をテーマに、阪神大震災や東日本大震災などの実例を用いて、わかりやすく解説いただきました。その一部をご紹介します。
・1981年6月以降に建築確認を出されたものは新耐震基準となるため、それ以前の建物は全て弱い。と言われるがそうではない。
それ以前の建物は、4寸角(120mm角)の柱を用いることも多かったが、現在では構造計算により3寸5分(105mm角)の柱で良くなったり、コンクリートのセメント:砂:砂利の比率も1:2:4だったが1:3:6となるなど、基準が緩くなっている部分もあるためだ。
他にも、非常に興味深いお話もたくさんしていただきました。
講座は、全5回で、参加費は無料です。
吉野さんからは大変興味深いお話を聞くことができますので、まちづくりや建築にご興味のある方は、ぜひ第4回、第5回にぜひお越しください。第4回以降の講座も是非ご参加ください。(連続講座ですがご興味のある回だけの参加も可です。)
※第4回以降の開催日時は未定ですので、決まり次第、こちらのホームページで案内させていただきます。
<講師プロフィール>
吉野五十壱さん(日本建築協会会員、アーキテクト五一 吉野設計代表)
昭和23年、岸和田本町生まれ。10歳の時に東京タワー世界一の記事を見て建築家を目指す。当時最年少(24歳)で一級建築士合格。その後27歳で欧州に遊学し、32歳で建築設計事務所開設。大阪まちなみ賞や岸和田市都市景観賞、全国漆喰作品賞など数多く受賞。一級建築施工管理技士やインテリアプランナー、ヘリテージマネージャーなど多数の資格を取得。