本町の豆知識

米のとぎ汁でエコ掃除

2012年06月14日 カテゴリー:

 江戸時代に建てられた建物。

 きれいに磨かれた柱。

 ご主人いわく、「米のとぎ汁で、柱を磨くんや」。

 お米を洗ったとぎ汁を捨てずにバケツにためて、この米のとぎ汁で雑巾がけをするとよいそうです。
 柱、木製テーブル、フローリングの床など木製のものにお勧め。

 高価なワックス購入不要で、 自然にやさしく、 お財布にもやさしい、暮らしの知恵ですね。

町家に見る日本の文化 : 格子

2012年06月14日 カテゴリー:

 通りに面して建つ町家の特徴のひとつとして、格子があります。

 格子は、防犯機能を有するほか、外からの視線をさえぎりつつ適度な光を取り入れ、また音や風を通すなど、数々の機能を持っています。

 また、格子は、まちなみとしての一体感を生みだすと同時に、一軒一軒の個性を表しているといわれています。

 本町地区は、太い縦格子が特徴で、町家ごとに異なる格子のデザインが、まちなみに変化を生み出し、商業の中心として栄えた城下町の風情を感じさせてくれます。

 貴方も、紀州街道を歩いて、美しい格子のデザインを楽しんでみませんか。

町家に見る日本の文化 : 障子

2012年06月14日 カテゴリー:

 木枠に和紙を張った「障子」。

 本来、障子の役割は、建具を通して外部を感じさせることだったそうです。

 ガラスのない時代、開口部を板戸や襖で閉じると光が通らないため、昼間でも部屋の中が真っ暗になってしまいます。しかし障子であれば、外の光を感じることができるだけでなく、木々の葉陰を写すこともできます。

 古くから日本人は、光や風、そして四季を、巧みに暮らしに取り入れてきました。外部からの視線を遮りつつ、柔らかな光を屋内空間に取り入れることができる障子は、日本の文化を象徴しているように思われます。

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