本町のまちづくりを考える会より「かわら版No21」発行されました!
2023年06月1日 カテゴリー:本町地区だより
2023年06月1日 カテゴリー:本町地区だより
2022年12月28日 カテゴリー:本町地区だより
日時:令和4年12月17日
場所:本町地区内
参加者数:6名
歴史的なまちなみを保全するため、トタンやブロック塀などを板塀で覆うことからはじめた「板塀プロジェクト」。
17回目になる今回は、犬矢来を製作・設置しました。
犬矢来とは、町家の軒下の防護柵で、犬の糞尿除けや腐食を防ぐ雨除けなどの役割を果たし、家屋を守る重要な役目があります。また伝統的な建物の外観と相まって風情も感じられます。
本町地区内で犬矢来を設置するのはこれで3回目。竹や材木の買出しから切り出しなどの加工にかかる準備だけで数日、当日は材木の加工と組み上げを行いました。
老朽化した犬矢来のサイズに合わせて、4基分の製作を行いました。
まずは枠組みを切り出し。ノミと金槌でほぞ穴を開けました。
骨格を組み立てていきます。
竹と竹の隙間を等間隔に揃えて配置していきます。1基当り32本の竹を使用しました。反りがあるなど、全てが全く同じ寸法ではないため、微調整を繰り返しながら作業を進めました。
位置が決まれば、竹1本につき4カ所を釘で固定していきます。
最後に、不要となる下部の竹をノコギリで真っ直ぐ切り取りました。
雨の中、現場に設置して位置などを調整。
仕上げに竹用ワックスを塗り、樋も交換し、完成しました。
実施前 | 実施後 | |
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あなたも、この本町地区の歴史的なまちなみを散策してみませんか?
来訪された際には、本町のまちづくりを考える会の力作をぜひご覧ください。
2021年06月7日 カテゴリー:本町地区だより
~本町のまちづくりを考える会 活動報告~
実施日時:令和3年3月
場 所:本町町内
本町のまちづくりを考える会が、散策する方や住民に対して“おもてなしの心”を盛り込みながら、歴史的なまちなみに合わせて案内板や掲示板を設置する「案内板・掲示板プロジェクト」。
平成19年度に始まったこのプロジェクトによって作製された案内板が古くなってきていることもあり、今回は、紀州街道沿いの案内板7つの修繕と設置について、コロナウイルス感染拡大防止対策を取りながら、少人数で実施しました。
まずは、看板を水洗いし、オイルステインによる塗装と屋根の取り替えを行いました。
ヤスリで磨いたところにはオイルステインを塗り、その後ネジを取り替えました。
次に、新しいアルミ看板を、接着剤とコーキング剤で古い看板に張り付け、カットした添え木をネジ止めしました。
最後に、もともと設置していた地車再利用コマへ取り付けて、完成です!
修繕前
修繕後
本町のまちづくりを考える会では、今回のプロジェクトのように、楽しくまちなみを修景する作業などを行っています。
本町にお住まいの人や縁がある人で、活動に興味がある人はぜひご参加ください。
2015年02月13日 カテゴリー:本町地区だより
~本町のまちづくりを考える会 活動報告~
実施日時:平成26年11月23日
場 所:まちづくりの館 中庭(全長約26m)
参加者数:延べ約8名
歴史的なまちなみを保全するため、トタンやブロック塀などを板塀で覆う「板塀プロジェクト」。
11箇所目になる今回は、“竹垣編”として、まちづくりの館中庭のブロック塀を竹垣風に修景。
正面は竹垣風に、その他はブロック塀で囲まれていた まちづくりの館の中庭。
既存の竹垣風に合わせるかたちで、竹垣パネルを使用。細部の仕舞いなど現場で意見を出し合いながら実施し、無事1日で完成しました。
完成した中庭は、今まで以上に緑が映え、集会室の窓から見える景色も風情あるものになりました ♪
3月に開催する灯イベント “竹燈絵” をはじめ、この中庭を活かしながら、より心地よい休息と憩い場をご提供できればと考えておりますので、岸和田城周辺にお越しの際には、是非 まちづくりの館にお立ち寄り下さい。
2013年03月5日 カテゴリー:本町地区だより
2013年03月5日 カテゴリー:本町地区だより
~本町のまちづくりを考える会 活動報告~
実施日時:平成25年2月7日,12日,3月3日
場 所:歴史的景観建築物
参加者数:延べ24名
歴史的なまちなみを保全するため、トタンやブロック塀などを板塀で覆うことからはじめた「板塀プロジェクト」。
10箇所目になる今回は、“犬矢来編”として歴史的景観建築物前に犬矢来を設置しました。
また、その隣に立地する歴史的景観建築物の外壁の一部お色直も併せて実施。
【2月7日】
夜な夜な? 犬矢来の土台づくりを開始。
現場に置いてみて、微調整を繰り返しながら作業を進めました。
【2月12日】
日が沈んだ後 犬矢来の竹貼り作業を行いました。
まずは、長さ60㎝の竹を100本作製。
続いて竹貼り作業。
「竹は、根を生やしていた時と同じ向きで貼るんや」とお店で教えて頂いたとおり、節を見て、竹の上下を確認しながら貼っていきます。
この日の作業は、半分まで竹貼りを行ったところで終了。
【3月3日】
朝から、犬矢来作製と、外壁のお色直しの二手に分かれて作業を開始。
こちらは、犬矢来作製。
現場調整をしながら、連携プレーのもと竹貼り作業が進んでいきます。
あっ!
最後の一枚の竹を置くと、少しだけ土台が見える・・・。もう一枚貼るにも中途半端・・・。
数枚竹をはがして少しづつ竹幅を細くし、もう一枚貼れるように加工しなおし。
こうした細部へのこだわりが、完成度につながっていきます。
竹が白くなるのが抑えられる”防カビ剤”を塗布。
あわせて、以前実施したまちづくりの館の竹垣にも塗布。
最後に、風の強い日にも犬矢来が動かないようにブロックを設置して。
完成です!!
平行して、お隣の歴史的景観建築物では、お色直しの作業が。
釘の位置がそろうように墨つぼで位置出しして、釘の間隔をそろえるために定規をつくって。
面積が小さくたって、手は抜きません。
後から見ている人。これが大事なんです。
夢中で作業をしていると気づかないことを、後の人が声をかけます。
下地の細かい調整は、鉋がけで。
大工さんはいませんが、みんなの知恵と技を集結すれば、犬矢来も外壁のお色直しもお手の物!?
あなたも、この本町地区の歴史的なまちなみを散策してみませんか。
2012年07月24日 カテゴリー:本町地区だより
実施日時:平成24年6月10日,7月1日,8日,22日
場 所:まちづくりの館 和歌山側(全長約14m)
参加者数:延べ約40名
歴史的なまちなみを保全するため、トタンやブロック塀などを板塀で覆う「板塀プロジェクト」。
9箇所目になる今回は、“竹垣編”として、まちづくりの館の和歌山側に位置するブロック塀を竹で覆いました。
NPO法人神於山保全クラブの皆さんが、事前に竹を伐採し、山道の端に集めておいて下さいました。
私達も、少し山に入ってみたのですが、傾斜面での作業は体にこたえました。
保全クラブの皆さん、本当にありがとうございました。
【6月10日】 はじめての割竹づくり。
みんなで手分けしながら、竹を切って、4つ割にし、節を落とします。
300本を超える割竹をつくりました。
【7月1日】 いよいよ、ブロック塀に竹を縦に張っていきます。
竹が曲がっていると、竹と竹の間に隙間ができてしまいます。
また、竹は根元にいくほど太いので、上下同じ方向に張ると、だんだん竹が斜めになってきます。
思考錯誤しながら竹を選定し、張っていきました。
この日は、あいにく、雨が降ったり止んだりの天気で、作業がなかなか進みません。
【7月8日】 前回に引き続き、竹張り作業です。
蝉の声を聞きながら作業開始。
ブロックを分けて、みんなで一斉に竹張りを行いました。進捗状況を見ながら、割竹の補充作業も。
息の合った連携プレーで、この日は約4時間で竹張りを終えました。
【7月22日】 いよいよ最終工程。竹垣の押縁のように、横に竹を張ります。
2つ割にした竹をつないでいき、最後に棕櫚縄を結びました。
完成!
竹で修景された塀は、本町地区のまちなみに溶け込んでいます。
2012年07月3日 カテゴリー:本町地区だより
2012年07月3日 カテゴリー:本町地区だより