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本町のまちなみに今年も登場!風鈴の涼しい音色が夏の暑さを癒してくれます!(終了しました)

2023年07月11日 カテゴリー:

本町の方々のご協力により、今年も涼しい音色が響いています♪

「本町のまちづくりを考える会(以下、考える会)」では、歴史的なまちなみを守り、歴史や文化を活用し、魅力あるまちづくりを目的に活動しています。

その活動の一環として、令和5年7月9日(日曜日)、考える会の会員が、夏にはかかせない風鈴を本町町内の紀州街道沿いや中町筋沿いの家屋、まちづくりの館に設置しました。

当日は、午前9時から取付け作業を開始しました。天気予報では雨予報となっていましたが、晴男が多いのか雨は降らずに設置できました。ですが、夏の暑さの中、考える会のメンバーが1軒1軒、92個の風鈴を手作業で取り付けていきました。

風鈴は、ガラスや陶器などいろいろなタイプがあり、デザインも動物や花をモチーフにしたもの、鬼を題材にしたものなど個性豊かです。

風鈴は、約2000年前の中国が起源とされています。
「唐」という国が栄えていた中国では、竹林の東西南北に風鐸が吊るされていました。自然の風の向きや音の鳴り方から様々な情報を読み取り物事の吉凶を占っていました。この風鐸が風鈴の元となっています。
日本には飛鳥・奈良・平安時代あたりに仏教とともに伝わったとされています。
当時、日本では「強く吹く風は災いを運ぶ」と考えられており、風鐸は邪気を払う効果があるとして世の中に広まりました。
風鐸の音が聞こえる範囲は「聖域」とされ、その場所では災いはおきないと信じられ、神社の四隅に吊るされるようになりました。
その後、平安時代になると、軒先に「厄除け」として吊るされ始め、風鐸(ふうたく)が風鈴(ふうりん)と呼ばれるようになりました。この頃は、青銅で作られており、非常に高価なものだったようで、お金持ちしか手に入れることはできなかったようです。

まちづくりの館の館内にも設置しておりますので、まちなみを散歩しながら、1つ1つ涼しい風鈴の表情と音色を楽しみ、まちづくりの館で休憩しながら風鈴の表情を眺めてみるのはいかがでしょうか。

風鈴は7月10日(月)から8月18日(金)の間、飾る予定です(台風等で早めに撤去する場合があります)。

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