端午の節句に向けての展示が始まりました
2023年04月18日 カテゴリー:展示
来月5日は「端午の節句」です。
男の子のいるご家庭では、鎧や兜、それらを備えた五月人形が飾られます。
鎧や兜は身を守るためのもので、これらを飾ることで、病気や事故などから守り丈夫に成長してほしいという願いがこめられています。
本日より、まちづくりの館に甲冑(レプリカ)と陣羽織を展示しました。
甲冑は真田幸村(真田信繁)を彷彿とさせる「赤備え」の様式です。
兜には、後退はせず、前にしか進まないことから「勝ち虫」として武将に好まれてきた「トンボ」がついています。
武具のデザインにトンボが良くモチーフとして用いられていますが、こういった理由があったんです。
陣羽織は、戦国時代に登場したと言われ、戦場において武将が鎧の上から羽織りました。防寒という実用面だけでなく、武将の威厳を示す装飾品でもありました。この陣羽織の絵柄は「龍」をデザインしたものです。
甲冑と陣羽織は、貝塚市の岸田一雄さんと大島健さんが全て手作りで製作したものです。かなり精巧に作られています。
お近くにこられた際はぜひお立ち寄りください。