令和6年度 第3回 まちづくりの館 歴史・文化・まちなみ講座を開催しました
2025年02月17日 カテゴリー:講座
2月16日(日)、まちづくりの館の取り組みの一つ、歴史・文化・まちなみ講座の第3回を開催しました。
本町出身の建築家、吉野五十壱(よしのいそかず)さんを講師に迎え、「地震」をテーマに、阪神大震災や東日本大震災などの実例を用いて、わかりやすく解説いただきました。その一部をご紹介します。
・1981年6月以降に建築確認を出されたものは新耐震基準となるため、それ以前の建物は全て弱い。と言われるがそうではない。
それ以前の建物は、4寸角(120mm角)の柱を用いることも多かったが、現在では構造計算により3寸5分(105mm角)の柱で良くなったり、コンクリートのセメント:砂:砂利の比率も1:2:4だったが1:3:6となるなど、基準が緩くなっている部分もあるためだ。
他にも、非常に興味深いお話もたくさんしていただきました。
講座は、全5回で、参加費は無料です。
吉野さんからは大変興味深いお話を聞くことができますので、まちづくりや建築にご興味のある方は、ぜひ第4回、第5回にぜひお越しください。第4回以降の講座も是非ご参加ください。(連続講座ですがご興味のある回だけの参加も可です。)
※第4回以降の開催日時は未定ですので、決まり次第、こちらのホームページで案内させていただきます。
<講師プロフィール>
吉野五十壱さん(日本建築協会会員、アーキテクト五一 吉野設計代表)
昭和23年、岸和田本町生まれ。10歳の時に東京タワー世界一の記事を見て建築家を目指す。当時最年少(24歳)で一級建築士合格。その後27歳で欧州に遊学し、32歳で建築設計事務所開設。大阪まちなみ賞や岸和田市都市景観賞、全国漆喰作品賞など数多く受賞。一級建築施工管理技士やインテリアプランナー、ヘリテージマネージャーなど多数の資格を取得。