歴史・文化資料展「岸和田と火縄銃」開催中!
2024年08月5日 カテゴリー:展示
言わずと知れた城下町「岸和田」。岸和田城の近くには、人々が紬いできた歴史や文化を感じることができる、歴史的町割りや建築物などの遺構が多く残る歴史ロマンあふれる「紀州街道」があります。
そのような岸和田も、戦国時代に台頭した「火縄銃」と縁があることをご存じでしょうか?
まちづくりの館では、歴史・文化資料収集展示企画として、火縄銃にまつわるパネルの展示を始めました。火縄銃が日本へ伝来した経緯や岸和田と鉄砲の関係、火縄銃の構造を開設するパネルのほか、原寸大の火縄銃パネルも展示しています。
ぜひ館にお越しいただき、火縄銃が日本へ渡来した詳しい経緯や岸和田との関係性を知っていただき、当時の岸和田に思いを馳せてみてください。
原寸大の火縄銃パネル。約1.3mあり、相当な大きさです。重さは約3kgで、大きい割りには軽く、比較的扱いやすい銃だったといわれています。
日本伝来の経緯や国内での伝搬、岸和田との関係性などについて記載しています。
火縄銃を複製したこどが日本でのねじの技術の始まりであることや、岸和田にも火縄銃に縁のある場所として「鐵炮町」や「鍛冶屋町」があったことがわかります。
館内にある岸和田城周辺の昔の絵図にも上記地名が載っていますので、合わせてご覧ください。
11月下旬頃まで展示しています。