圧巻の雛飾りがまちづくりの館でお披露目です!!
2025年02月14日 カテゴリー:展示
立春が過ぎ、暦の上では「春」を迎えましたが、まだまだ寒い日が続いてます。
まちづくりの館では、桃の節句(ひな祭り)に向け、お内裏様とおひな様がお目見えとなりました。
節句には、季節の変わり目を祝う「五節句」があります。
1月7日「七草の節句」、3月3日「桃の節句」、5月5日「菖蒲の節句」、7月7日「笹の節句」、9月9日「菊の節句」です。五節句のうち、3月3日を女の子、5月5日を男の子とされ、子どもの成長を願う日本の伝統行事とされており、赤ちゃんが初めて迎える節句を初節句といいます。
3月3日の桃の節句は女の子の成長を願う行事で雛人形を飾ります。
雛人形は、平安貴族の結婚式を表したものと言われており、昔は夜に行われたそうで、雛段にはぼんぼりの灯りをともしています。
新郎新婦であるお内裏様とおひな様、そのお世話をする官女や、護衛の随身、宴を盛り上げる五人囃子、いろいろな嫁入り道具などが揃ったものが一般的な雛人形飾りです。
ひな祭りの期限は古く、約1000年以上前の平安時代にさかのぼります。
ひな祭りの「ひな」とは人間の雛形を意味しているそうです。古代では、人形を作って、その体を撫でることで自分の病や罪・汚れを背負わせ、祓い清めるために川や海に流して、健康を祈る行事を行っていたそうです。
平安時代では、出産の際の死亡率が高く、枕元に「身代わりの人形」を置く風習があったそうです。
当時の上流階級の女の子たちは、人形を使った「ひいな遊び(おままごと)」を楽しんでおり、古代の行事と女の子の人形遊びが結びつき女の子の健やかな成長を祈る「ひな祭り」ができたと言われています。
諸説ありますが、、
よく見ると、お人形さんそれぞれに、刀を腰に差したり、弓矢を持ったりとかなり細かい造りとなってます。ぜひ、お人形さんの細かいところまでじっくりとご覧ください。