一里塚弁財天のご紹介
2026年01月6日 カテゴリー:


2026年01月6日 カテゴリー:
2026年01月6日 カテゴリー:展示
令和7年12月18日、紀州街道にある本町一里塚辨財天の御堂(弁天堂)の修復が完成し、本町弁天講や本町町会の皆さんが参列する中、「弁天さん」のお魂入れの法要が執り行われました。
<写真:お魂入れの法要の様子>
【本町の弁天さんの歴史】
本町の弁天さんは、むかし土生町あたり(熊野街道)にあったものを、江戸時代に岸和田城の曲輪内に遷座したものであると伝えられています。その場所は、現在の「だんじり会館」の前あたりだそうですが、昭和16年に国道26号線(現府道堺阪南線)を新設するため、やむを得ず現在の場所に御堂は移されました。
<写真:現在の場所に移動した当時の御堂(紀州街道に正面を向けている)>
その後、昭和40年、同敷地内に本町会館を新築するため、弁天堂は南向きで小規模なものに建て替えられました。
その御堂も築60年となり、老朽化も著しくなったため、令和7年8月、本町町会と本町弁天講が御堂の修復を目的に、町会会員および祭礼関係者などに寄付を募り、12月に修復工事が完了しました。
<写真:昭和40年に新築した御堂> <写真:令和7年12月に修復した御堂>
現在の弁天堂が建てられてから60年目に御堂を修復できたことは、本町にとって大変大きな喜びです。多大なご支援・ご協力をいただいた皆様に心から感謝いたします。
また、今回の修復にあたって、貝塚市出身の高名な日本画家である千地琇也(ちじひでや)氏から、昭和53年に寄贈された弁天さんの絵(一里塚辨財天尊像)が見つかり、「まちづくりの館」で展示することになりました。
<千地琇也氏の一里塚辨財天尊像>
これからも、地域の皆さんに愛される「弁天さん」であるように願っております。
★弁天さんの絵のほか、昭和16年頃に書かれた「一里塚弁財天の縁起」や「弁天堂の鰐口」などの関連品も展示しておりますので、まちづくりの館へご来館いただき、是非ご鑑賞ください。
<一里塚弁財天の縁起>
※現代語訳あり
<弁天堂の鰐口>
※鰐口バチで叩いて重厚な鰐口の音を聞くことができます
2025年12月26日 カテゴリー:展示
「今年も門松楽しみにしてます」との声をいただきまして、館長手作りの門松が完成しました。
岸和田山間部の竹林に行き、無数の竹の中から、真っすぐに伸びた竹を探し出し、さらにその中から門松飾りに丁度いい太さの竹を館長みずから選り抜き伐採することからスタートします。
全て手作業で制作していく館長の超大作です!!
松や南天、梅の木の位置など、細かいところまで館長のこだわりが詰まっています。
そもそも、門松を飾るのはなぜなのでしょうか。
門や玄関前に飾る門松は、年神様が家へ尋ね入るにあたっての目印だとされています。一年中落葉しない松、成長が早く生命力の強い竹、新春に開花し、年始にふさわしい梅と3つの縁起物が用いられます。
また、葉牡丹は紅白の色と、幾重にも葉が重なる姿から、「幸運が重なる」として用います。
すごく縁起の良いものなんですね!!
では、竹を斜めに切るのはなぜなのでしょうか。
なんと、徳川家康が始めたものとされています。三方ヶ原の戦いで負けた家康に対し、新年に武田方から句が送られてきました。
「松枯れて 竹類なき あした哉」
松は=松平(徳川)で、竹は=武田を意味し、徳川をあざ笑い、武田を持ち上げる内容の句です。
これに対し、徳川方が「松枯れで 武田首なき 明日かな」と、漢字や濁点を変えた句を送り返します。
意味は「松平は枯れないで、武田は首がないよ」と詠みながら門松の竹の上部を斜めに切り落としたと言われています。
これに由来し門松に使われている竹の先(武田の首)を落としたものが使われるようになったそうです。
反対に、武田家の影響下にある土地では竹を水平に切り、松の位置を低くした武田流門松があります。
他にも、竹を斜めに切ると、その切り口が笑口に似ていることから「笑門来福」(笑う門には福来る)といわれ、縁起の良いものとして正月の門松に使われるようになったといわれています。
1月初旬ごろまで飾っております。
まちづくりの館は12月29日(月)~1月3日(土)までは休館日となっております。
休館日も門松は飾っておりますので、お近くに来られた際は、ぜひお正月を感じてみてください。
2025年12月6日 カテゴリー:講座
12月6日(土)、まちづくりの館の取り組みの一つ、歴史・文化・まちなみ講座の第5回を開催しました。
本町出身の建築家、吉野五十壱(よしのいそかず)さんを講師に迎え、全5回シリーズの最後「総合 まとめ」をテーマに、第1回から第4回までの振り返りやまとめ、耐震に関するお話など、専門的な内容もありましたが、非常にわかりやすく解説いただきました。
今回のお話は、熊本地震の事例から学ぶ、表層地盤の違いによる木造住宅の揺れの違いなどがポイントでした。
他にも、非常に興味深いお話もたくさんしていただきました。
今回の講座で、全5回、様々なテーマでお話いただきました。
・住まいに対して今と昔の考え方の違いや歴史的まちなみの構成
・「鬼門」に対する考え方
・旧耐震基準と新耐震基準の違い
・耐震基準の変化
など、各テーマにはそれぞれポイントがあり、わかりやすい解説をしていただきました。
シリーズには非常に多く方に参加いただきました。
ご参加ありがとうございました。
<講師プロフィール>
吉野五十壱さん(日本建築協会会員、アーキテクト五一 吉野設計代表)
昭和23年、岸和田本町生まれ。10歳の時に東京タワー世界一の記事を見て建築家を目指す。当時最年少(24歳)で一級建築士合格。その後27歳で欧州に遊学し、32歳で建築設計事務所開設。大阪まちなみ賞や岸和田市都市景観賞、全国漆喰作品賞など数多く受賞。一級建築施工管理技士やインテリアプランナー、ヘリテージマネージャーなど多数の資格を取得。
今後も「まちなみ講座」を開催する際は、こちらのホームページでご案内させていただきます。
2025年11月28日 カテゴリー:展示
2025年11月26日 カテゴリー:展示
今年のクリスマスはまちづくりの館へ!!
イルミネーション始めました♪
外部、内部ともにクリスマスの雰囲気を味わえます。
館内の真ん中には、大きなクリスマスツリーも設置☆
クリスマスツリーはモミの木などの常緑針葉樹が用いられますが、これは厳しい冬がやってくる土地でも、葉が落ちることなく、色鮮やかな緑を楽しめるもみの木を、古くから「強い生命力の象徴」とし、神聖なものとされてきたからです。
まちづくりの館の今年のクリスマスツリーは青い光で包まれています。幻想的なクリスマスツリーの元で、ゆっくりと休憩できるスペースもございますので、ぜひ落ち着いたクリスマスを体験してください!!
まちづくりの館では、季節に合わせた「歳時記プロジェクト」を行っております。
出窓スペースでは季節に合わせた展示を行っており、季節の移り変わる様子をご覧いただけます。
ぜひ、お気軽にお立ち寄りください!!
2025年11月17日 カテゴリー:講座
12月6日(土)、まちづくりの館の取り組みの一つ、歴史・文化・まちなみ講座の第5回を開催します。
全5回からなる歴史・文化・まちなみ講座の最終回「総合 まとめ」と題して、第1回から第4回の振り返りや総合的なお話などを解説いただきます。
※第4回の様子です。
吉野さんからは毎回大変興味深いお話を聞くことができます。また、お子様にもわかりやすい解説なので、親子での参加も大歓迎です。無料ですのでお気軽ご参加ください。(連続講座ですが、最終回は第1回から第4回までの振り返りもあります)
<講師プロフィール>
吉野五十壱さん(日本建築協会会員、アーキテクト五一 吉野設計代表)
昭和23年、岸和田本町生まれ。10歳の時に東京タワー世界一の記事を見て建築家を目指す。当時最年少(24歳)で一級建築士合格。その後27歳で欧州に遊学し、32歳で建築設計事務所開設。大阪まちなみ賞や岸和田市都市景観賞、全国漆喰作品賞など数多く受賞。一級建築施工管理技士やインテリアプランナー、ヘリテージマネージャーなど多数の資格を取得。
2025年10月15日 カテゴリー:展示
日本各地でため池や布施屋などのインフラを整備し、多くの社会貢献をした僧「行基」。
岸和田市では、府内最大級の久米田池の造成と久米田寺を建立し、10月祭礼の行基参りでも名が知れ、私たち岸和田人には馴染み深いお坊さんです。
今でも多くの人に慕われ、毎年11月には、奈良の春日大社では「行基さん大感謝祭」が開かれ、大工や土木体験、ライブやフードイベントなど様々な催しが行われています。 →行基さん大感謝祭HP
まちづくりの館では、大感謝祭に合わせ、歴史・郷土文化を学習して地元愛を育むための企画として、行基さんに関する資料や関連品の展示をしています。
行基さんが異端児として朝廷から弾圧を受けて大変な思いをしたことや、久米田池以外にも数多くの福祉施設の建築など社会貢献に尽くしたことなど、歩まれた軌跡や活動、偉大な功績について学んでみませんか?
ぜひまちづくりの館にお越しいただき、岸和田にゆかりの深い「行基さん」について知識を深めてください。
★ 僧にちなんで、お坊さんが身に着けた袈裟や錫杖について知っていただける解説パネルも展示しています。「錫杖」の実物も展示していますので、普段触れることの無い錫杖を実際に手に持って振っていただき、奏でる音を聞いてみてください。
2025年06月25日 カテゴリー:展示
昨年、令和6年の大阪の梅雨入りは6月17日ごろと平年より遅めで、雨量は120%と多かったそうです。今年は6月9日が梅雨入りとなっています。天気予報では梅雨明けは早まりそうですが、雨が多い短期集中型との予報が、、、大雨には十分お気を付けください。
梅雨になると毎年やってくる坊主たち。まちづくりの館に、今年もやってきました!!
雨でジメジメして沈みがちな気持ちを晴れやかにするため、梅雨の時期にぴったりで色鮮やかなてるてる坊主たちです☆
館内171体と館外96体を合わせ、総勢267体です!
てるてる坊主は、翌日の晴天を願い、白い布や紙で作った人形を軒先に吊るす日本の風習の一つですが、「てるてる法師」「照々法師」「てれれ坊主」「日和坊主」など、昔は地域によって呼び方は様々だったそうです。西日本では「日和坊」や「日和坊主」と呼ばれ、白い坊主頭の人形を作っていたが,逆に雨乞いのときは,黒い坊主頭にしたそうです。また、鳥山石燕の妖怪画集『今昔画図続百鬼』には、晴れを司る妖怪として「日和坊」が描かれています。
中国で伝説上の女性「掃晴娘(そうせいじょう)」を象った人形を吊るして晴天を願う風習がありますが、これが平安時代に日本に伝わり、日本風にアレンジされたことがはじまりといわれています。
中国では、自らを犠牲に人々を助けた掃晴娘を偲び、「掃晴娘が手に持ったほうきが雨雲を履いて消してくれるため、雨が続くと掃晴娘を象った人形を門に吊るして晴れを祈る」といった風習ですが、日本では特別な力を持つと考えられている坊主に変化したと考えられています。てるてる坊主を逆さに吊るしたり、黒い布や紙で作ったものを吊るすと、「ふれふれ坊主」と呼ばれる雨を願う人形となってしまい、逆効果であるとの言い伝えもあります。
館内、館外の様々なところにてるてる坊主が!!それぞれ違ったお顔をしてるので、ぜひお気に入りの一体をみつけてみてください。
7月中旬頃までの、期間限定の展示です。この期間は岸和田の中で大注目の映えスポットなので、この機会にぜひ、お立ち寄りください!!
2025年05月18日 カテゴリー:講座
5月17日(日)、まちづくりの館の取り組みの一つ、歴史・文化・まちなみ講座の第4回を開催しました。
本町出身の建築家、吉野五十壱(よしのいそかず)さんを講師に迎え、「各種構造」をテーマに、1981年6月以前の耐震基準とそれ以降の新耐震基準の違いなど、少し難しいお話でしたが、ご自身の経験も含め、わかりやすく解説いただきました。
今回のお話は、1981年6月以降、鉄筋コンクリート造に関しては鉄筋の量が増えるなど基準が大きく変わったが、実は木造や鉄骨造についてはそれほど大きな変化はなかったことなどが主なポイントでした。
他にも、非常に興味深いお話もたくさんしていただきました。
講座は、全5回で、参加費は無料です。
吉野さんからは大変興味深いお話を聞くことができますので、まちづくりや建築にご興味のある方は、最後の会になりますが、第5回にぜひお越しください。(連続講座ですがご興味のある回だけの参加も可です。)
※第5回の開催日時は未定ですので、決まり次第、こちらのホームページで案内させていただきます。
<講師プロフィール>
吉野五十壱さん(日本建築協会会員、アーキテクト五一 吉野設計代表)
昭和23年、岸和田本町生まれ。10歳の時に東京タワー世界一の記事を見て建築家を目指す。当時最年少(24歳)で一級建築士合格。その後27歳で欧州に遊学し、32歳で建築設計事務所開設。大阪まちなみ賞や岸和田市都市景観賞、全国漆喰作品賞など数多く受賞。一級建築施工管理技士やインテリアプランナー、ヘリテージマネージャーなど多数の資格を取得。